<紅葉探勝東北の山旅>シリーズ1:安達太良山
10月9日 あれが阿多々羅山 あのひかるのが阿武隈川
ご存じの”智恵子抄”の一節。この一節に影響を受けた小生・・・若き
日から想像の阿多々羅山がどっかに常に存在していた。
今日はその阿多々羅山に紅葉を訪ねて登ってきました。
ロープウェイ山頂駅近くの薬師岳展望台から安達太良山の絶景です。惜しむらくは紅葉が今年は早く始まってもう最終章だそうです。たくさんのカメラマンで賑わっていました。
次の写真は前泊した岳温泉に向かう途中から。ちょうど夕日に映えてきれいでした。
この場に立って ”想像の阿多々羅山” が現実になりました。
あぁぁ!智恵子が見たのとおんなじの”あたたらやま”が目の前に広がっている・・・動悸すら覚えるようで気が高揚してきました。
下山後、知恵子の杜公園から実際に智恵子が眺めた ”あたたらやま”に”阿武隈川”と”ほんとうの空”を見に行ってきた。知恵子生誕の家と記念館も見学した。
”あたたらやま”・・・智恵子抄で詠った創作名だそうです(小生は正式名と信じていた)。国土地理院の山名は安達太良山でこれが正式名です。
そして別名が ”乳首山:ちちくびやま”です。言い得て妙とはこのことですね。
情緒があってこの方が好きです。想像を掻き立て自分なりの思い描いたのに反して”ちちくび”は厳しかったなぁぁ・・・・・