<紅葉探勝東北の山旅>シリーズ3:八甲田山
10月7日 台風一過でお天気になった今日、念願のひとつ ”紅葉の八甲田山” にチャ
レンジです。
酸ヶ湯からバスでロープウェイ駅に戻りその足で次の予定地に向かった。
高速道路を運転の途中、夕日に映える岩手山を堪能した。惜しむらくは写真に収めるチャンスを逃してしまった。
<谷地温泉について>
出発前に急な用事が出来たりしてフェリーや宿泊の予約が遅れた。正直言って八甲田山の前泊は酸ヶ湯と決めていたが、案の定取れなかった。いろいろな候補から直感で谷地温泉に電話してOKをもらった。そして思わぬ思い出が出来た。
*何と言っても古びた趣のある・日本人好みの一軒宿でした。本当にいい宿でした。
(改装計画もあるらしく、こんな雰囲気はもう味わえないかも知れない)
*三秘湯、三大秘湯とのことです。
*そして案内された部屋は、寂聴さんが源氏物語(九巻目)を書くのに長逗留し
た部屋でした。
泊まった”源氏の間”には寂聴さんゆかりのものが飾ってあった
<山内丸山遺跡>
縄文時代・今から4000年前ぐらいの遺跡です。江戸時代からその存在は知られていたが、今から何年前だったか?野球場を作ると言うのでスタンドの一部まで建設したところで、遺跡の貴重さに気づき急遽保存に乗り出したそうです。
青森県民の勇気に感銘し・賞賛し・感謝したい気持ちです。
機会あれば是非一度見学してほしい。日本人のルーツに触れられます。
<ねぶたの家 ら・わっせ>
この施設が出来て未だ三年だそうです。(10年前に来た時はなかった)
同じようなねぶたの展示場は五所川原や弘前にもあるそうです。
<弘前城>
弘前城も一度見てみたいお城でした。
現弘前城を支えている石垣はかなり傷んでいてこの11月から10年かけて修復工事に入ると何かで読んだ。私にとっては見納めの機会となった。
今回<紅葉探勝東北の山旅>を計画するにあたっていろいろ調べてみると八甲田山はイの一番の候補でした。そして、何人かの山友からも是非にと薦められていた。またこの山は、新田次郎の「八甲田山死の彷徨」を興奮し一気読みした記憶もあって期待の膨らむ山でした。無事山旅を終えて何か安堵した気分でいます。