2月22日 夕方から勝山左義長まつり見物でした。雨の中ウロウロするも夕食休み時間
でどこの櫓も演技をしていません。しばらく待って演技の始まった櫓へと
急いだ。
その近くの古い民家の鮮やかなひな壇飾りが目に止まり見学させてもらった。
ところでこの家にはいろんなものが飾って(展示)ある。どう見てもご主人のコレクションあるいは家代々伝わる骨董品のようだ。
特に私が最初に関心を持ったのは見慣れないいっぱいの大皿です。それもいかにも庶民的な生活雑器風な大皿と徳利でした。
焼き物の話から話が弾み、お茶や囲炉裏で焼いたさといもを頂きながらご主人の趣味の世界にまで話が及んで、一時間ほども長居しました。ありがとうございました。
ところで ”勝山左義長まつり” と言う呼び方(正確でないかも)は、ご主人:中村さん
の40年も前の発案で登録もできているそうです。
<焼き物などコレクション>
馬の目や徳利だけでなく有田焼の大皿やどこの窯か知らないが大甕など。
趣味が広範囲で見るところなおかつ凝り性ですね。ある趣味に3年ものめり込むと新し
い趣味にチャレンジするそうです。そしてそれが玄人はだしですから驚きです。
<中吉座のこと>
この家で定期的に ”落語独演会”を開いているそうで、ひな壇のところを演題にして
何時も100人ぐらい集まる。落語は噺家の”つば”飛んでくるような場所”で聞くのが
一番。演者とお客が一体となるその臨場感でしょうか。写真集も見せてもらった。
<山にも登る>
赤兎や越前甲など。バンビ―ラインがお気に入りのようです。(写真集も)
そして越前甲は見る場所によって姿かたちが変化する ”甲の姿” を楽しむとか。
<折り紙>
折り紙の話もたくさんお聞かせいただいた。老人たちの集まりの場で教えることも。
今までに折った作品が箱に沢山取り置いてある。それを取り出し思い出話もたくさん。
”創作品を包装紙で一枚折り” に拘っているのが本当にすごいところです。
実演もしてもらったが、達人・名人芸です。テレビを見ながらでも歯医者に行って治療
を受けながら手元を見ないで折ことが出来るとか。なるほど子供がびっくりするのも頷
けます。
思い出の作品をいくつか紹介します。
アキアカネ・・・いろんな包装紙で色や模様を上手にあしらっている。立体的な一枚折の
ツルカメなどにバラの花と今年の干支:ひつじです。
思い出の作品の中からいくつかお土産にと頂いた。感謝・感激です。
こんなハッピーな ”かちゃまさぎっちょまつり” いい思い出がまた一つ出来ました。
家内は帰宅後、さっそく玄関の台にディスプレイして悦にいってます。
別棟のひな壇飾り。
ここにもちゃ~んと折り紙が飾ってあった。恐竜と干支が群れを成しています。
最後になったが左義長の雰囲気をちょっとだけ紹介します。
雨の中の夜の左義長ははじめて。
この櫓で聞いた話だと、子供には衣装も貸してくれ櫓で太鼓も叩かせてくれると。
来年は孫を連れて来て喜ばせたいなぁぁぁ・・・と帰路に着いた。