初めての丹波岳

2月1日 今日は家内と初めての丹波岳(鯖江方面方見ると綺麗な三角錐)でした。

 

丹波岳・広野山方面について10年近くも前のことでしょうか、大正寺の登山口で地元の壮年男性から遺跡が沢山あることなどいろいろ教えてもらい推奨された山です。

ただ道がないので逡巡していたが、先日文殊山の主:Oさんからテープもぶら下がっているし丹波岳なら間違いなく行けると背中を押された。

実は2週間ほど前、今年は雪が少ないので今なら絶好の機会だろうと思い新しく出来た林道から取りつくルートがないか下調べをした。結果はNGでした。

それで今日はオーソドックスに榎坂峠から登ることにして出発した。

 

大正寺集落から見る丹波岳                                          一番右端の山が丹波岳、左端の鞍部が榎坂峠です
大正寺集落から見る丹波岳                                          一番右端の山が丹波岳、左端の鞍部が榎坂峠です

 

登り始めるとところどころにピンクのテープがぶら下がっていて”やっぱり登る人がいるんだぁ!”と安心感が。そしてイノシシの足跡に混じって人間の足跡も。そのうち真新しい下草を刈り取った後も・・・これは今朝の仕事だ! Oさんの仕事だ!と確信さえするほど新しいもでしたね。

お蔭で広野山の分岐点も間違えずに丹波岳に到着した。

 

途中から目指す三角錐を望む
途中から目指す三角錐を望む
山頂です。何の変哲もないだら~っとした平地です。雑木がいっぱいで展望も効きません。
山頂です。何の変哲もないだら~っとした平地です。雑木がいっぱいで展望も効きません。
いつの時代だろうかたぶん砦があったのだろう周囲は堀切でした。
いつの時代だろうかたぶん砦があったのだろう周囲は堀切でした。
山頂から見る文殊山
山頂から見る文殊山
部子山の先に銀杏峰が望めた貴重なワンポイント。        近くの山では銀杏峰はまず見えません。
部子山の先に銀杏峰が望めた貴重なワンポイント。        近くの山では銀杏峰はまず見えません。

 

下山途中の榎坂峠のベンチで休憩していると、うわさのOさんが文殊山方向から下りてきた。彼の話によると広野山に登った帰りに広野山と丹波岳の分岐点近くで人の声がしたという。きっとちょっとの違いで行き違いになったようです。

 

<追記>

ニホンカモシカがのびのびと暮らしているのではと思われる。

と言うのも尾根道に彼の糞がところどころにしてある。彼は自己主張のきつい生き物で糞丘(直径3~40cmぐらいの広さに高く盛り上げる)を作ってなわばりを示す習性がある。それが気の向くままにあっちこっちに垂れ流しだ。山頂には1m四方ぐらいに4~5個の糞があったが糞丘とはいえず、緊張感のない平和ボケの状態が覗えるのです。

 

今日は新しい山歩きのページが開きました。近いうちに広野山にも足を伸ばします。

 

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