文殊山のお花たち
4月2日 まさに春真っ盛りの杣山をトレッキング。
所要があってiさんちへ。要件があっという間に済むと、登山靴と昼食の用
意が出てきてそのまま杣山へと飛んでいった。
好天下の杣山を春の花を愛でながらのんびり・のんびりと歩む。尾根にた
どり着き今日はここまで。ここにどって~っと座って昼食。
月並みな表現で芸無しだが気分最高です。まさに至福を味わいました。
春の里山を彩るお花たち。彼女たちは最高のおめかしをして舞台に立ってくれている。
しかも同じ仲間でも固有株それぞれが個性を主張していますね。
彼女たちを愛でる我々は（愛でるだけでは彼女たちは迷惑でしょうが）、彼女たちのその時々のおめかしと個性の主張をくみ取ってあげる気持ちを持たなくてはならないと思うのですがどうでしょうか。
トクワカソウ（イワウチチワ）
まだ早いと思っていたのに咲いていました。この気持ちを察してピンクと白色がおそろいで出迎えてくれるなんて得も言われぬ幸福感を味わった。
イワナイ・・・子供の頃はアジナシと
うつむき加減に遠慮がちに咲くが、ほれぼれとする花です。株ごとに花の趣向が少しづつ違っている。なにかを自己主張しているのでしょうが・・・・・さてさて
エンゴサクが多い山です。ミヤマカタバミも素晴らしい！！ エンレイソウ、ダンコウバイ、キケマン目移りぱなしだが、今日は写真が上手く行ったのだけで勘弁。
駐車場は何時になくいっぱいでした。
同じ気持ちの山愛好家・仲間たちがたくさん登っているんだと心強くして出発。
しかし、昼食をする尾根の平坦地には先行者が網を持って構えている。話しかけると静岡からの遠来者。杣山固有種と言うか特殊は羽模様のギフチョウを捕獲に来ているのです。この人は、昨年ある愛好家仲間が10年がかりで捕えたという杣山ギフチョウを見せてもらい病みつきになったそうです。そんな趣味人・コレクターが集まっていたのです。